建築デザインについて

設計者


CO2WORKS一級建築士事務所

代表 中渡瀬拡司

  • 1977 静岡県富士市生まれ
  • 2000 愛知工業大学卒業
  • 2003 CO2WORKS設立
  • 2011〜 愛知工業大学 非常勤講師
  • 2008すまいる愛知住宅賞 ・2009JIA建築200選・GOODDESIGN賞ほか多数受賞

コメント

白壁ふたば荘を設計するにあたり3つのことを大切にして設計を進めました。

  • 素材感を大切にすること
  • 住む人の個性を引き立てること
  • 住む事に過不足ない環境

コンクリートの素材感を大切にしながら真鍮や木の板など時間が経過する事で風合いが変わるものを各部屋に使っています。少しずつ変化する素材感を住む方に楽しんでいただければと思います。

コンクリートは熱を蓄えるという性質をもっています。コンクリートの壁は寒い時に暖房をつけていると熱を蓄えてくれます。すぐには暖かくなりにくいのですが、一度温まるとじんわりと長く暖かさを保ってくれます。また、どの部屋にも窓がありますので明るさも十分に確保されています。

外観は鉄筋コンクリートの打放しという個性のある素材を使用していますが同じ大きさの窓を並べる事により強い個性を主張するのではなく、控えめで整然とした雰囲気になったのではないかと思います。

一級建築士 中渡瀬拡司

過去実績


館名筆耕


書家/輝心堂書庵

代表 濱野輝心

  • 3歳ではじめて筆を持ち、6歳から本格的に書の道を歩む。
  • 地元名古屋を中心に活動。
  • 「輝心堂書庵」代表兼創設者。
  • 代表作に「料亭河文」のロゴなど

コメント

モダンかつシックなコンクリート打ち放しと木目の温かみを融合させた建物になるのだろうと、先ずは私の中で想像[創造]させていただきました。

最終候補にあがった数通りの書体の中から、御依頼主様にお選びいただき決定したのですが、書体の基礎的なものは大差がない作品だったと感じます。

ただ、書き初めの書体は私の中での建物の外観、内装のイメージ、またこのふたば荘を斬新で近代的に生まれ変わらせるんだ!(※)なんて感情が湧き、かなり線が細く何処か幾何学的な要素も入っていました。言うならば、筆の穂先しか使っていないような。

20枚、30枚書いても書いてもなかなか納得できません。

もう一度、自分の中でリセットしました「建物のイメージに囚われすぎてる」ここ白壁は町並保存地区に指定されていて、かつては武士の屋敷が並ぶ風格のある門や壁…今も優れた洋風、 和風建築が残されている。。

この「風格」が全面に出るような、そして明治以降から現代に残る風土や、またどこか懐かしさを感じられる書体で行こうと改めました。そして、、やはり筆と墨の風合いを全面に出そうと。

住居人の方々がこの慌ただしい社会にもまれ夜遅くに帰って来ても、この屋号を見て「ふぅ、帰ってきた」なんてホッとしていただける癒し母屋になっていただけましたら幸いです。

書家 濱野輝心

使用筆 寿香堂製羽衣 穂長3㌢

※「白壁ふたば荘」の土地には1974~2017年まで、その前身である「ふたば荘」という軽量鉄骨アパートが建っていました。

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